神保町・九段下の美容院「Berry（ベリー）」

　　　　　直立不動の無表情
　　かなり面白いドイツ語だという。
はてさてそれがどのぐらい翻訳で成功するか
　　　心配する僕達にラーベさんは
「音楽には力があるからね」とおおらかだ
　ラーベさんを強引に日本に連れて来た
　　　　　　　　　　　　　イッセー尾形

待ちに待ってた日本公演！！！
昨晩いよいよその日となりました！！！

場所は日経ホール。
Berryからは徒歩で１０分もしません。
午後８時からの開演でしたので、
土曜日でも、お客様をお断りせずに済みました。
（＾－＾）

ボクの趣味は「皇居ランナー」でして、
実は「ラーベさんがもしかしてお散歩でもしてないかな？」
と何日か前から紙とペンを走る際には持ち歩いていたんです。
（ﾃﾚ）

んで、当日。
開演前に着きましたんで、
何でもいいから、売っているものは全部買おう！と
張り切って会場に入りましたら、
ＣＤが３種類だけ！
その３枚、、、、。
とっくに持ってます。

 

 

 

「すいません、あそこのＣＤ以外に、
パンフか何か売ってはいないんですか？」

「、、、みたいです。」

 

「えぇえええ！パンフレットも無いんですか！」

 

「ボクそこまで詳しく知りませんので、
入口脇の専門スタッフに聞いてみたらいかがです？」

 

ダッシュ！

 

「すいません、
ＣＤ以外には何も売ってはいないのですか？」

「ゴメンナサイ、あいにくあれだけで、、、。」

「えぇええええ！楽しみにお金貯めて来たのに、、、。」

「そんなに好きなんですか？」

「好きなんてモンじゃないです！」

とここから、
お店では最近彼らしか掛けていないって事や、
国内ではなかなかＣＤが手に入らないので、
お客様を巻き込んで、全てのＣＤを手に入れた事や、
３回目の来日公演でようやくチケットが取れた事、
などなどを、
ついつい必死になってしまい語ったんです。

 

 

 

「そこまでのファンの方ならしょうがない！
これ！いいわよ！あげる！」

 

って彼らの昨年のアメリカ、
カーネギー・ホールでのコンサートの、
貴重なパンフレットを
譲ってくれたんです！！！

 

「い！！！いいんですか！！！」

「隠して隠して！
他の人に見えないように！（＾－＾）」

 

 

 

実はその方イッセーさんの事務所のスタッフさんでした！
（驚愕）
イッセーさん連れてくるだけでなく、
コンサートの裏方までもお手伝いされていたんですね。

 

 

「あのぉ～、、厚かましいんですが、、、、。」

「どうしました？（＾－＾）」

 

「前回の２年前には、コンサート後に
サイン会をして下さったって知ったのですが、
今回はやって下さるんですか？」

「ゴメンなさい、、、。
彼らがこの後すぐに予定があって、
終わったらすぐここを出る事になっているんで、
今夜は無いんです、、、。
あっ！ちなみに明日はする予定ですよ！（＾－＾）」

「えぇええええええええ！！！！！！
明日はさすがにお昼間ですから、
仕事でチケット買ってもないんです、、、。
いいなぁ～、、、、いいなぁ～、、、、。」

 

「んじゃあ書いて貰っておきましょうか？」

「えぇえええええ！！！！！！！」

「そしてそれを送ってあげますよ！（＾－＾）」

「え！えぇえええええええええ！！！！！！！」

 

って事で、
サインは分けて頂いたパンフレットに決定したのですが、
パンフレットの中身は黒色メイン。
持ってきた黒ペンでは、書いて貰っても
どこに書いてあるか見当たらない！

 

「急いで白いマーカー買ってくる！！！」

ってカミさんに言って、開演時間までにダッシュ！
汗だくで白ペンと、送って頂く為の封筒を買って来ました。
（滝汗）

 

 

 

コンサート。

 

もちろん、最高でした。

 

ＣＤ全部持っているのにも拘らず、
ボクが聴いた事も無い曲が３曲もあり、
彼らの湧き出続けるアイデアに感動致しました。

 

なんと！
アンコールには、
日本用ベスト盤ボーナストラック収録の、
ボクの大好きな、
「野球小僧」
も唄って下さり、
もう鳥肌立ちまくり！！！

 

 

あっという間の１時間半。（ｸﾞｽﾝ）

 

 

コンサート終わったばかりのステージ。

 

再度お願いの為に、
先程のスタッフさんを探しておりますと、
彼女の方から駆け寄って下さり、

「この後まだお時間あります？」

「えぇ～勿論。」

「まだ彼らの出発まで少し時間があるので、もしかしたら
今書いてくれるかもしれませんよ！（＾－＾）」

「えぇええええええ！！！」

 

暫く会場を行ったり来たりして下さる彼女わ見つつ、

「本当にありがたいよねぇ～、、、。」

「素晴らしいスタッフだよねぇ～、、、。」

「ラーベさんも本当にいい人なんだねぇ～、、、。」

なんて夫婦でしみじみ語っていたところ、

 

「お待たせしましたぁ～！！！（＾－＾）」

「はい！（＾－＾）これ！（＾－＾）」

 

「おぉおおおおおおおお！！！！！」

「ゴメンなさい、私が忘れたばかりに、お名前書いて貰えなくって。」

「いいんです！いいんです！（＾－＾）
　もう充分！もうじゅ～～～ぶんに大満足です！！！！！」

 

 

 

帰りしな、
「ホント、有り得ないことだよねぇ！」

「そうだよ！
このパンフレットも、そのパンフレットにサインがある物も、
日本じゃ多分関係者以外はボクしか持って無いと思うよ！」

「すごいねぇ～！執念が通じたんだねぇ～！」

「てか、このカッコ見てみなよ！
この暑さの中ラーベさん気取って、
三つ揃えのスーツに、オールバック、
白ネクタイに白のワニ皮の皮靴だぜ！
ここまで気合い入って姿見たら、
さすがにスタッフの方も、
不憫に思ってくれたんじゃないの？（苦笑）」

「そうだねぇ～、行きは恥ずかしくて隣歩くの嫌だったけど、
結果オーライだったんだね！（＾－＾）」

「そうそう！（＾－＾）」

んで、これがその現物です！

 

あまりにうれしいので、
サイン部分のアップもついでに、（爆）

 

 

コンサート自体は勿論素晴らしいものでしたが、
ラーベさん、そしてイッセーさんの事務所のスタッフさん、
皆々様の心温かいおもてなしが、
更に素晴らしい思い出としてプラスされ、
大大大満足の1日となりました！

 

ちなみに、彼らの本国ドイツでは、
彼らのＣＤの総売り上げは、
あのビートルズのドイツ内での総売り上げを抜いたそうです。
そこまでの実力と実績を持っている彼らですから、
是非日本でも、
もっともっと有名になって欲しいとは思いますが、
そうなってしまったら、
今回の様な事は到底経験出来ないと思うと、
売れて欲しいような、日本ではこのまま
知る人は知る存在であって欲しいような、、、。
（苦笑）

 

嗚呼!今日も彼らはすぐそこで奏でているかと思うと、
居ても経ってもいられない自分が居ます。（号泣）

 

また必ず来て下さいね！（＾－＾）